ブログ WORRIES BLOG

カテゴリー:

お口の悩み歯を残す治療歯周病虫歯治療

抜かない治療が難しい歯その1

歯を安定して残せないとは

今回は、虫歯や歯周病ではないけれど、歯を安定して残すことが困難な状態についてお話しします。

ところで、重度の虫歯と重度の歯周病ではどちらの方が安定して歯を残せるでしょうか?

もちろん程度によりはしますが、一般的に歯医者で重度の虫歯と診断をされたとしても
抜くに至るのは稀なことが多いです(保険診療内の治療で不十分になってしまうこともありますが)。
一方、重度の歯周病と診断された場合は抜くに至ることの方が多いです(保険適用外であっても難しいです)。

これはなぜかと言いますと

・虫歯は歯冠(噛み合う頭の部分。普段歯肉の上に見えている部分です)側が異常になって行くのに対して

・歯周病は歯根側(骨の中に埋まっている部分。正常であれば歯肉に隠れて見えないことが多いです)が
異常になっていく。

という違いがあるからです。歯周病は歯、歯根が埋まっている歯肉や骨が異常になる病気という事です。

歯がしっかり機能するためには、歯根がしっかり骨に埋まっている必要があります
虫歯は主に歯冠側が異常になる病気なため、たとえ重度であったとしても歯根側はなんとか無事であることも
多いため、一度はしっかり治療をして抜かないで済むことも多いのです。

歯を安定して残せない虫歯でも歯周病でもない病気とは

上記のことを踏まえて考えると

歯根側に著しい影響を与える異常は歯を抜くことになってしまうことが多い。

という事が分かります。

つまり、虫歯でも歯周病でもないが歯を残すことが難しい病気とは、歯の破折、特に歯根の広範囲に及ぶ破折です。

次回はなぜ歯の破折が起きるのか、破折がどのような経過をたどるのかなどをお話しします。

 

金沢シーサイド歯科
院長

ページトップへ