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お口の悩みメインテナンス予防歯科医院ブログ
抜かない治療が難しい歯その2
何回かにわたって歯の一生についてお話してきました。
歯が一生を終えるときというのは、基本的には破折したときである。
という事です。
歯周病によって、歯を支える骨が崩壊してしまい、ぐらぐらして痛くて咬めないからやむを得ず抜歯する場合は、歯自体は比較的健康的である―まだ寿命を残していることが多いため、とてももったいない事態になります。
こういう側面で考えても歯周病をきちんと管理して治していくことはとても重要になります。
虫歯治療の悩ましさ
歯の破折が歯の寿命なのであれば、歯をどんどん消耗していってしまう虫歯治療というのは諸刃の剣であると言えます。しかし、治療をしなければ虫歯で歯を消耗することになり、余計に寿命を縮めることになります。
・なるべく虫歯にならないようにするための的確なセルフケア(歯磨きや歯間ブラシ、デンタルフロスによる清掃)
・虫歯の進行度合いチェックや虫歯の進行抑制のための歯科による定期的なメンテナンス
これらは歯の寿命を縮めないためにとれる最良の手段であり、治療であるという事です。
当院では
患者様の歯を最大限に良好に保つためのお手伝いをさせていただく。
という治療方針を掲げさせていただいております。
これは、患者様によるセルフケアも治療の一環と考えており、患者様と共に、患者様にとって最良の口腔環境を整えていきたいという理念に基づいております。
もしお口のことで何かお困りごとございましたら、どうぞお気軽にご相談ください。
金沢シーサイド歯科
院長